共働き夫婦の二人暮らしマンション|今も将来も“ちょうどいい”間取りと広さの選び方

現在、賃貸に住んでいる方や、結婚を機に住み替えを検討中の方は、どんな間取りにすべきかを悩んでいませんか?
夫婦二人暮らしをする中では、家族構成やライフステージ、ワークスタイルなど、様々な変化が訪れます。だからこそ、暮らしに合わせて住まいを心地よく変化させられたらいいですよね。

そこで本記事では、共働き夫婦ならではの「暮らしやすさ」や「将来を見越した選び方」の視点から、後悔しないマンション選びのコツを解説します。

ライフスタイルや将来設計によって異なる、夫婦二人暮らしにぴったりな間取りや広さの選び方の最適解が分かりますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

二人暮らしマンションの相場は?市場価格の現実

二人暮らしマンションの相場は?市場価格の現実

国土交通省の「不動産価格指数(住宅)」によると、マンションの価格は2010年に比べ、約2.1倍にまで上昇していることが分かっています。特にマンション市場においては、戸建て116に対し210.7と突出して上昇しており、公的統計からみても、マンション価格の異常な高騰が明確に示されています。さらに、不動産経済研究所の「首都圏 新築分譲マンション市場動向」においても、2023年の首都圏新築マンション平均価格は8,101万円で、前年比でなんと28.8%の急上昇。

東京23区ではついに1憶1,483万円となり、もはや新築マンションは、“パワーカップル(世帯年収1,500万円超)”でも、手が届きにくい水準ともいえます。

谷川

マンションの市場価格の数字を見ると不安になり、買い控えしてしまいますよね。ですが、購入後も無理のない生活を送るための「安心予算」を立てられれば、趣味や旅行も楽しめる豊かな生活が叶います。スムナラでは、第三者機関のFP(ファイナンシャルプランナー)を間に立て「安心予算」を作成する、無料サービスを実施しています。セールスはありませんので、ぜひこの機会にご自身の「安心予算」を知ってみてください。

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スムナラ流|マンションの間取りと広さの考え方

スムナラ流|マンションの間取りと広さの考え方

近年、マンション価格の高騰により購入をためらったり、慎重になったりする人が増えています。
こうした状況のなかで、共働き夫婦の二人暮らしにおいては、「いまの心地よさ」と「将来の柔軟性」のバランスを意識した住まい選びが重要です。

たとえば、将来住み替える可能性や、ライフスタイル・家族構成が変わることを想定しておけば、「資産性のある物件を選ぶ」という視点が生まれます。資産性とは、将来売却しやすい条件や、柔軟にリノベーションできる構造かどうか、といった観点です。変化に対応できる住まいを持っておくことで、「この家をどう活かすか」という前向きな選択ができるようになります。
しかし、限られた予算のなかで「広さ」ばかりを追い求めると、かえって暮らしの質が下がることも

そこでスムナラでは、“無理をして広い家を買う”のではなく、“ちょうどいい広さで、身軽に買う”という考え方を大切にしています。広さに余白を残すのではなく、「暮らし方に余白を残す」選択。これこそが、将来の可能性を閉ざさない、スムナラ流の間取りと広さの考え方です。

谷川

スムナラで紹介している中古マンションは、単なる物件紹介だけではありません。「管理体制の充実度」「大規模修繕の履歴」「修繕積立金の状況」などが確認できる『重要事項調査報告書』の閲覧や、周辺環境・街の魅力・利便性、そしてリノベーション例など、そのマンションでの暮らしが見えるような情報が満載!興味のある方は下記からご覧ください。

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共働き夫婦の二人暮らし|間取りと広さの選び方のコツ

共働き夫婦の二人暮らし|間取りと広さの選び方のコツ

二人暮らしだからといって「狭くてもいい」とは限りません。共働き夫婦にとっての住まいは、くつろぐだけでなく、仕事や家事を効率よくこなす場所でもあります。ここでは、心地よく暮らすために押さえたい間取り・広さ選びのポイントを解説します。

ライフスタイルに合わせたゾーニング設計を意識

ゾーニングとは、空間の使い分けを意味します。共働き夫婦の住まいでは、このゾーニングが快適さのカギになります。特に在宅勤務がある場合「仕事に集中できるスペース」と「生活空間」を、どう分けるかが重要です。

 収納・生活動線・設備の工夫でストレスを減らす

共働きの二人暮らしでは、帰宅後に夫婦でゆっくり過ごす時間が欲しいですよね。家族との時間を大切にするためにも、収納・生活導線・設備の工夫でストレスを減らしましょう。

収納

二人分の衣類や生活用品を、無理なく収められる収納力が不可欠です。ウォークインクローゼットや壁面収納といった、モノをひとまとめにする収納を活用することにより、探し物がなくなって見た目がすっきりします。

忙しい二人暮らしの夫婦を手助けする収納システムは、暮らしを豊かにするための大切な材料になります。

動線

家事のしやすさや、生活の流れがスムーズになる間取り設計が、暮らしの快適さを左右します。例えばキッチンから洗面所、そして収納へとつながる動線がスムーズになると、朝の準備もラクになります。

水回りや身支度をするスペースの動線を意識しましょう。

水回り

キッチンで料理中のパートナーを気にせず洗面所やトイレに行けるようにするには、一直線に並ばない配置や、廊下から洗面室にもアクセス可能な2WAYの動線などが効果的です。

限られた空間でも動線の工夫で、日常のストレスはぐっと減らせます

間取りと広さの目安から“ちょうど良さ”を見つけよう

タイプ広さの目安特徴
1LDK約45〜55㎡開放感重視。家具や間仕切りでワークスペースを工夫する余地あり
2LDK約55〜65㎡生活と仕事を分けたい人向け。子ども1人の将来にも対応可
ロフト付き+α効果あり書斎・収納・寝室など使い方次第で面積以上に自由度が増す

上記図では、間取りのタイプと広さの目安・特徴をまとめています。たとえ1LDKであっても、間仕切りや可動家具、ロフトなどを使えば、ワークスペースや趣味部屋を確保できます。逆に2LDKにしても空間の使い方が曖昧だと、かえって居心地が悪くなることも。

広さよりも“使い方”が大切です。

二人暮らしで将来の「資産性」を見据えたマンションの選び方は?

将来住み替える可能性があるなら「売りやすい」「価値が落ちにくい」物件を選んでおくことも重要です。例えば眺望や立地、利便性やマンションの管理体制や修繕履歴などは、将来の売却時に価格に大きく影響します。また、間取り変更しやすい構造(スケルトン対応、二重床など)や、共用部の充実度、築年数に対するメンテナンス状況もポイントです。

スムナラでは、こうした“資産性の高いリノベ向き物件”を専門家が選定しており、リノベ後も住み替え・売却しやすい条件を意識した提案が可能です。今は住まい、将来は資産として活かせる家を選びましょう。

事例で学ぶ|共働き夫婦が選んだ“ちょうどいい”マンション

事例で学ぶ|共働き夫婦が選んだ“ちょうどいい”マンション

最後に、共働き夫婦の二人暮らしの“ちょうどいい”マンション住まいの事例を3つ紹介します。

事例①馴染みのエリアで心地よく暮らす

ゼロリノベのリノベーション施工事例

土間リビングのある家
リノベーション事例
CONCEPT

賃貸で同棲していたご夫婦が、「落ち着いた空間で暮らしたい」との想いからマンション購入を決意。職場へのアクセスと、以前から慣れ親しんだ沿線という安心感からエリアを選定しました。日当たりの良さを活かした開放的なLDKと、天井高を活かした空間設計で、二人の暮らしにちょうどよい“くつろぎ”を実現。シンプルながら、将来を見据えた余白ある住まいです。

基本情報
建物タイプマンション
広さ66m²
築年月1994年02月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

事例②洗練された生活感のない憧れの住まい

ゼロリノベのリノベーション施工事例

魅せる暮らし
リノベーション事例
CONCEPT

共働き夫婦が選んだのは、専有面積70㎡超の中古マンション。リノベでは、あえて細かく区切らず、ワンルームのような一体空間に設計することで、開放感と使い方の自由度を両立しました。 壁面収納や見せるキッチンなど、空間そのものを“魅せる”設計とすることで、生活感を抑えながらも暮らしやすさを実現。将来的に子どもができた場合も、可変性のあるレイアウトによってレイアウト変更しやすく、余白のある住まいになっています。 「広さを使い切る」のではなく、「暮らしに合わせて広さを活かす」という考え方は、スムナラが大切にする“未来の選択肢を閉ざさない”住まいづくりの好例といえます。

基本情報
建物タイプマンション
広さ70.51m²
築年月1974年09月
リノベ費用1000万〜1500万円
工期5ヶ月
居住人数2人

※費用は引き渡し当時の金額です

事例③ワークスペースのある風通しの良い空間

ゼロリノベのリノベーション施工事例

理想の暮らしの芽吹き
リノベーション事例
CONCEPT

将来の家族構成や暮らし方の変化を見越しながらも、まずは「今の暮らしが心地よいこと」を最優先にした事例。夫婦ともに在宅勤務があることから、リビングの一角に半個室のワークスペースを設け、ほどよくこもれて、光もしっかり届く空間を確保しています。 間取りは1LDKベースながら、広めのロフトスペースを設けることで、収納や将来的な寝室スペースとしての拡張性も備えています。56㎡という数字以上に広がりを感じさせる設計は、限られた面積でも余白を生みます。 価格高騰の中、“無理をして広さを求める”のではなく、「暮らしの質」を重視して選ぶという価値観にぴったりの住まいです。

基本情報
建物タイプマンション
広さ56.29m²
築年月1986年02月
リノベ費用1000万〜1500万円
工期3ヶ月
居住人数1人

※費用は引き渡し当時の金額です

まとめ|“今も将来も心地よく”を叶える住まい選びを

まとめ|“今も将来も心地よく”を叶える住まい選びを

広さや間取りは「平均」ではなく「ふたりの暮らし方」に合わせて考えることがキーポイントです。

無理をして広い間取りのマンションを買うよりも、“ちょうどいい広さ”で“身軽に買う”ことも大事。そのためには、将来の変化に応じて住み替えや売却といった『資産性』の視点でみて、未来の選択肢を広げるような選び方が必要です。

しかしながら、予算面での不安や、自分たちの暮らしにフィットする間取りは、簡単に想像できるものではありません。そこで、中古物件のポータルサイト・スムナラなら、将来の可変性や資産価値もふまえて、ふたりに合った住まいを選べます。

「自分たちに合った二人暮らしのマンションがどんな住まいなのかを知りたい!」
「間取りや広さのイメージが湧かない」

このような疑問がある方は、無料の物件購入相談がおすすめです。
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この記事の制作体制
  • 子育て・学習、エンタメからビジネスまで、幅広いジャンルの執筆をはじめとし、インタビューや取材も行っています。プライベートでは、建坪20坪あまりの小さな平屋に家族四人で暮らし始めたことで、住宅や暮らし方に興味を持ちました。心配りを大切にし、記事を見る方のギモンや、モヤモヤが解消できるような記事づくりに努めます。

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