首都圏に住む20代独身者は、実家暮らしの方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのような中でもマンション購入に踏み切る方や、購入を前向きに検討する方が増えています。とはいえ、「一人暮らしでマンションって、まだ早いかな?」と不安に感じますよね。
しかし、購入には将来の資産形成やローンの通りやすさなど、20代だからこそ得られるメリットもあるのです。
そこで今回は、マンション購入に踏み切った20代独身が“なぜ買う”を選んだのか、データも交えながら不安要素を解決する方法を解説します。
「実家を出て憧れのマンション暮らしをしたい」「パートナーとの結婚を機にマンション購入を考えたい」このように考える方のヒントになる内容ですので、ぜひ事例も含めて最後まで読んでみてくださいね。
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20代独身はなぜ“実家暮らし”から抜け出したかったのか?

直近データによれば、首都圏在住20代の37.7%が実家暮らしで、一人暮らし(27.7%)を上回っており、全国でも同様の傾向にあります。また、同調査では、実家に住んでいる20代のうち55.7%が今後実家を出る予定・意思があるとしています。
谷川実家の居心地は悪くないとはいえ「自由がきかない」「自立できていない気がする」といったような、精神的なモヤモヤがつきまといがちです。また「家賃はかからないのに、なぜかお金が溜まらない」といったような経済的な違和感から、実家暮らしから抜け出したい人が多いような印象が汲み取れます。
“賃貸”ではなく“購入”を選んだ理由|20代ならではの価値観
オープンハウス×LIFULLの住宅購入に関する意識調査では、「住宅購入は早い方がいい」と感じているZ世代(20代)の割合は約40%。また88.7%以上が「早期購入のメリットを感じる」と回答しています。その理由として「家賃を払うのが勿体無いから」「繰り上げなくても定年前にローンが終わる」などの声があり、計画性が垣間見える結果となりました。
これらの回答を抜く最多回答としては「パートナーとのライフステージが変わる時」でした。意外にも、とくに20代の独身は住宅購入に対して『早すぎる』意識はあまりなく、前向きにマンションの購入を検討していることがうかがえます。
「賃貸と比べてどっちがいいの?」と迷ったときも、ローン完済年齢や物件価格、物件選びの自由度といった観点から、“買うべきかどうか”を冷静に判断することが大切です。
20代独身が考える2つの“リアルな不安”と解決策


実際にマンション購入の検討をする際、特に20代独身では2つの不安が頭をよぎります。その不安と解決策を、以下にまとめました。
①住宅ローンの不安:“返せる金額”で考える
最も大きな不安は『住宅ローンをしっかりと返せるのか』という、経済的なことではないでしょうか。
「マンションを買って後悔しない?」「一人暮らしでも返していける?」といったリアルな声もよく聞かれます。
家づくりは楽しいものですが、それゆえに予算オーバーしてしまうと、日々の生活に加えてローンの返済に追われるだけの日々に…。
そこで、現在のライフスタイル・ライフステージの変化を想定しながら建てる、無理のない住宅予算『安心予算』を立てることが、住宅購入においては最重要項目です。
一般的な住宅予算は“年収の3割まで”“上限いくらまでなら借りられる”といった考え方で算出されますが、これは『買うことがゴール』の考え方。“いくらまでなら借りれる”ではなく“返せる金額”の考え方を主軸に予算立てをしましょう。
スムナラでは、第三者機関のFP(ファイナンシャルプランナー)を間に立て安心予算を作成する、無料サービスを実施しています。セールスはありませんので、本当に安心できる予算を知りたい方はぜひ、ご利用ください。
②将来の変化に対する不安への備え:可変性のある物件選び
「もしも転職したら」「もしも転勤になったら」「もしも結婚して家族が増えたら」このように、働き盛りの20代独身は“もしも”(=ライフスタイルの変化)が訪れやすいでしょう。
その変化によって家が手狭になったり、すぐに引っ越しをしなければならなかったりすると、住み慣れたエリアから離れる可能性もあります。
そこで、将来の変化にも対応する“可変性”のある、間取り変更や家族構成の変化に強い物件を探しましょう。ただし、だからといって不要に広い間取りの物件を購入する必要はありません。今は必要なくても、将来のライフスタイルの変化に対応するために、以下のようなアイデアがあります。
- ワークスペース→将来は趣味部屋や子ども部屋に
- リビングの一角に小上がりを設ける→キッズスペースや寝室に
- 広々とした寝室→2部屋に分割可能
このように、空間に余白を残しておくことが、将来の変化に対する不安の備えになります。
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20代で買うなら覚えておきたい2つのポイント


つぎに、若くしてマンションを買うなら覚えておきたい、2つのポイントを解説します。
出口戦略
将来の変化に対応できる物件は、間取りだけでなく売却や賃貸といった“出口戦略”ありきで選ぶことがポイントです。
20代でマンションを購入する場合、ライフスタイルの変化(転勤・転職・結婚・介護・帰郷など)により、「数年で住み替える」可能性もあります。そのときに、スムーズに売却できる・貸し出せる物件を選んでおけば、経済的な損失を最小限に抑えることができます。
特に出口戦略の観点からは、以下のような条件を満たす物件がおすすめです。
・駅から徒歩10分圏内
→ 賃貸・売却どちらでも需要が高くなりやすい
・都心または再開発エリアなど資産性の高い立地
→ 将来の価格下落リスクを抑えられる
・管理状態の良い物件
→ 建物全体の評価に直結。購入時よりも売却時に重視されるポイント
このように、私たちが中古マンションを購入する際に、良い物件だと判断できるかをイメージすると分かりやすいでしょう。
資産価値
前述した出口戦略における良い物件の条件は、資産価値に直結します。立地はもちろんのこと、特に管理状態は気にしてほしいポイントです。「築浅物件が安心」だと思いがちですが、実は築年数よりも大事なのは『管理状況』。
管理状況とは、いつ・どこの箇所に大規模修繕が行われたかを示すカルテのようなもので、以下のようなことがチェックできます。
- 今までも適切な管理が行われ、家の寿命を正しく延ばせているか
- 今後、大きな修繕が必要となる際の修繕積立金の値上げや一時金徴収の可能性の有無
管理状況を確認すれば、建物自体の寿命や維持管理コストの値上げなど、資産価値に関わることが記されているので必ずチェックが必要です。しかし、私たち素人の目だけでは管理状況のチェックは難しいので、施工会社や専門家に見てもらうのが安心です。


物件選びの決め手は「変えられない条件」


間取りや内装はリノベで変えられますが、立地・管理状況・構造は変えられません。
だからこそ「将来も価値が落ちにくい」中古マンションを選ぶことが、20代が住まいを手に入れるための安心材料につながります。
そこで提案したいのが“本当に価値ある中古物件”に出会えるポータルサイトの『スムナラ』。スムナラでは、建物の安全性や資産性といった“目に見えにくい不安”を、プロが目利きによって取り除き、安心して住める物件だけを紹介しています。一級建築士と不動産投資家が監修、さらにはFPによる安心予算の算出まで、不動産に関するプロフェッショナルが住まい選びのサポートをします。
ライフスタイル別|間取りやデザインの参考にしたい事例2選


最近「一人暮らしだけれど将来の変化も見越して“買う”」という人が増えてきています。ここでは、そんな考え方を取り入れた住まいのヒントを2つご紹介します。
一人で楽しくお酒が飲める部屋
ゼロリノベのリノベーション施工事例
リノベーションで開放的な空間に。寝室、リビングダイニング、キッチンをカーテンで仕切り、南側には洗濯や仕事ができるインナーテラスを配置。WICにはアイロン台を完備し、回遊性のある設計で快適な生活を実現しました。
※費用は引き渡し当時の金額です



掃き出し窓の前にインナーテラス(タイル仕上げの屋内バルコニー)を設け、植物やグリーンを楽しむスペースに。動線をシンプルにしつつ、自分らしさを叶えたり、暮らしの余白を生む設計に。間仕切りの少ない空間でレイアウト変更がしやすく、住まいの適応性が高い点が参考になります。
オンオフの切り替えができる住まい
ゼロリノベのリノベーション施工事例
フルリモートだからこそ、自然とオンオフの切り替えができる住まいを。室内窓や床材で衣食住をゾーニング。夜はモノトーンの空間に間接照明が加わり、カウンターバーのように落ち着いた空間を演出。ひとりでも友人とでも、楽しい時間がひとときが過ごせる大人のワンルームです。
※費用は引き渡し当時の金額です



リビング、水まわり(浴室・キッチン)をコンパクトにまとめ、空間全体がつながるワンルームのような設計を採用。素材や雰囲気の変化で「行動や気持ちの切り替え」を促す構成です。駅からの距離が近く、売却することがあっても値崩れがしにくい立地、24時間ゴミ出し可能、50㎡前後という資産性の観点においても“譲れない点”を考え抜いた住まいです。
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【セミナーの内容】
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- 予算内で「中吉以上」を選ぶ方法
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まとめ|“買う”ことは、自由と安心を手に入れること


マンションの購入は、自分の自由な暮らしと安心を手に入れること。20代でのマンション購入には「家賃を払い続けるよりも資産になる」「長期的なコストを抑えられる」といった明確なメリットがあります。
もちろん不安は付きものですが、正しい判断軸があれば購入に踏み出せます。
20代の今だからこそできる、今回紹介した“失敗しない買い方”を、ぜひ今後の住まい選びに活かしてくださいね。










