株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、中古マンションの購入経験者男女111名を対象に、「中古マンション選びと購入後の満足度」についてのアンケート調査を実施しました。
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調査概要
調査内容:「中古マンション購入後の満足度に関するアンケート」についてのアンケート調査
調査期間:2025年1月29日(水)〜2025年10月7日(火)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:111人
調査対象:男性62人、女性49人
回答者について
回答者の性別

- 女性:約44%
- 男性:約56%
回答者の年代

- 20代:約13%
- 30代:約24%
- 40代:約38%
- 50代:約17%
- 60代以上:約8%
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物件を購入して最も満足している点
中古マンション購入後、実際に住んでみて最も満足している点について調査しました。
立地・利便性への満足度が高い
最も多かったのは立地や利便性に関する回答です。「立地の良さです。通勤や生活に便利な場所にあり、毎日の生活がとても快適です」「駅から近い物件であること」「駅に近くなったことです」など、駅からの距離や通勤・通学の便利さを挙げる購入者が多数見られました。また「駅、スーパー、学校に近い」「買い物、乗り物、病院など毎日の生活がしやすいので満足しています」といったコメントから、日常生活の利便性が満足度に直結していることがわかります。
間取りや広さへの満足
「間取りが広くなった」「部屋が広く綺麗」「広いリビングと収納スペースが十分にあり、家族全員が快適に過ごせる点が最も満足しています」など、以前の住まいと比較して広さや間取りが改善されたことへの満足度が高い傾向が見られます。特に「理想的な間取りです」「間取りと広さ」といった回答から、自分のライフスタイルに合った間取りを実現できた満足感が表れています。
住み心地の良さ
「住み心地がいいこと」「快適に暮らせている事です」「毎日の生活のしやすさです」など、総合的な住環境の良さを挙げる購入者も多く見られました。これらのコメントは、立地や間取りなどの個別要素だけでなく、総合的な生活の質が向上したことを示しています。
収納スペースの充実
「収納スペースが充実しており、生活がすっきりと整えやすい点が最も満足している」「大きさの割に収納スペースが大きかったところです」「収納の多さ」など、収納スペースへの満足度も一定数見られます。整理整頓しやすい環境が快適な生活につながっていることがわかります。
コストパフォーマンス
「値段が安かったから」「コスパがいい」「安く済む」といった価格面での満足を挙げる購入者もいます。中古マンションならではのコストパフォーマンスの良さが評価されています。
その他の満足点
「日当たりが良い」「風呂が広い」「キッチンが広くなった事」「新築に近いと思えるくらい綺麗な状態だったこと」「リノベーション済みできれいで住みやすかった」など、物件の個別の特徴に満足している購入者もいます。また「自分の思い通りにできる」「自分の部屋を持てた」など、持ち家ならではの満足感を挙げる声も見られました。
購入後に後悔している点
購入後、実際に住んでみて後悔している点について調査しました。
後悔がない購入者も多数
「なし」「ない」「特にありません」「ありません」といった回答が多く見られ、購入に満足している購入者が一定数存在します。これらの購入者は、事前の物件選びが適切だったことを示しています。
収納スペースへの後悔
「収納スペースが思ったより少なかったことです」「収納が少ない」「部屋が狭いので収納難しい」など、収納スペースの不足を後悔している購入者が見られます。購入時には十分と思われた収納も、実際の生活で物が増えることで不足を感じるケースがあります。
立地・周辺環境への後悔
「駅から遠い」「もう少し近くてもよかったかなと思うこと」「地元にこだわらず、一駅ずらしても良かったのではと」など、立地の選択に関する後悔が見られます。また「周辺が静かすぎて、帰宅が遅い時に心細い」「周囲の騒音が少々うるさいところです」といった周辺環境への不満も挙げられています。
設備・仕様への後悔
「床暖房を入れれば良かった」「IHコンロにすれば良かった」「バリアフリー化を充実させたかった」「エレベーターが無い」など、設備面での後悔も見られます。これらは入居後の生活で不便さを感じて初めて気づくことが多いようです。
日当たり・採光への後悔
「日あたりがいまいち」「陽当たり」「日当たりが悪い」「窓がない部屋に息苦しさを感じる」など、日当たりや採光に関する後悔も複数見られます。内覧時の天候や時間帯によっては実際の日当たりが把握しきれないこともあります。
費用面での後悔
「思っていたよりも値段がかかってしまったことです」「値段が思っていたより高かったことです」「修繕積立金が、聞いていない額にあがった」「想定以上の修繕費や管理費の負担が発生したこと」など、予想以上の費用負担を後悔している購入者もいます。
防音性への後悔
「防音性」「車の騒音がうるさいことです」「騒音」「周囲の騒音が増えたことです」など、防音性や騒音に関する後悔も見られます。実際に住んでみないとわからない要素の一つです。
間取りへの後悔
「間取りがやや予想と違っていて動きにくいことです」「ベランダの使用しずらさ」「狭い」「もう少し広くても良かった」など、間取りや広さに関する後悔も一定数あります。図面だけでは実際の使い勝手が把握しきれないケースがあることを示しています。
購入を決定をもう一度考え直すとしたら、どの点を重視するか
もし購入をもう一度考え直すとしたら、どの点を最も重視するかを調査しました。

- 間取りや広さ:約27%
- 価格:約23%
- ショッピングや娯楽、公園などの周辺環境:約12%
- 管理費用・修繕計画と費用:約11%
- 通勤・通学の利便性:約8%
- 耐震構造や自然災害リスク:約7%
- 住宅ローン:約6%
- 周辺地域の治安:約5%
- 家族の同意や関係性:約1%
約27%が「間取りや広さ」を最も重視すると回答しており、実際の生活を経験した上で間取りの重要性を再認識していることがわかります。次いで「価格」が約23%と続き、コスト面への意識も高いことが明らかになりました。
間取りや広さを重視する理由
「間取りが広いほうが開放的なので」「もう少し過ごしやすい空間が必要だと感じたから」「狭いから」「将来的に収納面で不安がある」など、実際の生活を通じて間取りや広さの不足を実感した購入者が、次回は間取りを最優先にしたいと考えています。「収納がもう少しほしかった」「物が増えていくだろうから」といったコメントから、入居後の生活の変化を予測した選択が重要であることがわかります。
価格を重視する理由
「できる限り安く物件を購入をしたいと思ったから」「もう少し安い所を探したい」「少し予算オーバーをしてしまった為」「値段が高すぎる」など、予算内での購入や価格の抑制を重視する声が多く見られます。また「安いほうがいいから」「価格が最も重要なので」といったコメントから、価格が物件選びの基本的な制約条件となっていることがわかります。
周辺環境を重視する理由
「いつでも買い物をしたいと思ったから」「ショッピングをする際、移動時間がかかるから」「もう少し娯楽施設は欲しいと思ったから」「近くにコンビニがなくて不便だと感じているから」など、日常的な買い物や娯楽の利便性を重視する声が見られます。また「自然が好きですし子供と公園に遊びに連れて行きたくても近場に公園が無く不満だから」といった家族向けの施設の重要性を挙げる購入者もいます。
管理費用・修繕計画を重視する理由
「管理費用が高いから」「思ったより管理費や修繕積立金が高い」「購入したのが中古マンションだから」「維持費が安い方が良い」「費用がかかるから」など、ランニングコストへの意識が高いことがわかります。購入価格だけでなく、長期的な費用負担も重要な検討要素であることが示されています。
通勤・通学の利便性を重視する理由
「フルリモートからオフィス出社回帰になりそうなため」「家族との会話を増やす必要があるから」「通勤時間を短くしたいから」「駅から遠くてストレスになるから」など、働き方の変化や生活の質を考慮した選択が重要視されています。
耐震構造や自然災害リスクを重視する理由
「安全なところに住みたいから」「近くに河川があるのですが地震等の災害が発生した場合に水害被害に遇うのではないかと」「昔と比べ今の災害は規模が大きいから」「最近、地震等が多いため」「災害が一番怖いから」など、近年の自然災害の増加を受けて、安全性への意識が高まっていることがわかります。
住宅ローンを重視する理由
「ローンは厳しいですので」「もう少しいい方法がないか」「不動産屋の言われるがままだったから、もっと勉強すれば良かった」「固定金利にしとけば良かったと後悔してます」など、ローンの組み方や返済計画への後悔が見られます。
周辺地域の治安を重視する理由
「安心して住めることが大事だから」「犯罪に巻き込まれることなく安心して生活ができるから」「子供が産まれて環境面が気になるようになりました」など、安全な生活環境への意識が高いことがわかります。
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中古マンションを購入検討の方必見!
【セミナーの内容】
- 市場は「大吉・中吉・凶」の三極化
- 予算内で「中吉以上」を選ぶ方法
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- 資産性・耐震性・寿命・建替えを解説
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もしできるなら、中古マンションをもう一度選び直したいか
もし可能であれば、中古マンションをもう一度選び直したいかについて調査しました。

- 考え直したくない:約40%
- どちらかといえば考え直したくない:約29%
- どちらかといえば考え直したい:約27%
- 考え直したい:約4%
全体の約70%が「考え直したくない」または「どちらかといえば考え直したくない」と回答しており、多くの購入者が現在の物件選択に満足していることがわかります。一方で、約31%は何らかの形で選び直したいと考えています。
選び直したくない理由の分析
約70%の購入者が選び直したくないと回答している背景には、立地や住み心地への高い満足度があります。「立地の良さです。通勤や生活に便利な場所にあり、毎日の生活がとても快適です」といった満足度の高いコメントが多く見られることから、物件選びが適切だったことがわかります。また「なし」「ない」「特にありません」といった後悔がないという回答が多いことも、選び直したくない理由の一つです。
選び直したい層の特徴
約31%の購入者が選び直したいと考えている背景には、実際の生活を通じて気づいた問題点があります。「できる限り安く物件を購入をしたいと思ったから」「もう少し過ごしやすい空間が必要だと感じたから」「収納スペースが思ったより少なかったことです」など、価格や間取り、収納面での不満が選び直したい理由となっています。
考え直したくない層と考え直したい層の違い
考え直したくない層は、立地や住み心地などの基本的な要素に満足している傾向があります。一方、考え直したい層は、間取りや価格、管理費用など、より具体的な要素に不満を持っている傾向が見られます。この違いは、物件選びの際に何を優先したかによって生じていると考えられます。
後悔を減らすためのポイント
調査結果から、後悔を減らすためには以下のポイントが重要であることがわかります。まず、現在のニーズだけでなく、将来的な生活の変化を予測することです。「子供の成長でもっと広い方が助かる」「これから荷物が増える可能性が高い」といったコメントから、ライフステージの変化を見据えた選択が重要です。次に、内覧時に日当たりや騒音、収納スペースなどを入念にチェックすることです。実際に住んでみないとわからない要素も多いため、時間帯を変えて複数回内覧することも有効です。
中古マンション購入における満足度向上のポイント
調査結果から、中古マンション購入における満足度向上のポイントが見えてきました。
立地選びの重要性
最も満足している点として立地や利便性が多く挙げられていることから、立地選びが満足度を大きく左右することがわかります。駅からの距離、日常の買い物の便利さ、通勤・通学の利便性などを総合的に評価することが重要です。「駅、スーパー、学校に近い」「買い物、乗り物、病院など毎日の生活がしやすい」といったコメントから、日常生活の動線を考えた立地選びが満足度につながることがわかります。
間取りと将来の生活を見据える
約27%の購入者が、もう一度選ぶなら間取りや広さを重視すると回答していることから、間取りの重要性が高いことがわかります。現在の家族構成だけでなく、将来的な変化も考慮した間取り選びが重要です。「将来的に収納面で不安がある」「物が増えていくだろうから」といったコメントから、長期的な視点での判断が必要です。
ランニングコストの把握
管理費用や修繕積立金などのランニングコストについて、約11%の購入者がもう一度重視したいと回答しています。「修繕積立金が、聞いていない額にあがった」「想定以上の修繕費や管理費の負担が発生した」といったコメントから、購入価格だけでなく、長期的な費用負担を事前に把握することが重要です。
内覧時の確認事項を明確化
後悔している点として、日当たりや騒音、収納スペースなどが挙げられていることから、内覧時の確認が不十分だったケースがあることがわかります。時間帯を変えて複数回内覧し、日当たりや周辺の騒音を確認すること、収納スペースの数やサイズを実際に測定することなど、具体的なチェック項目を持って内覧に臨むことが重要です。
優先順位の明確化
すべての条件を満たす物件を見つけることは困難です。価格、立地、間取り、設備など、自分にとって何が最も重要かを明確にし、優先順位をつけることが重要です。「出せる金額に大きな制限があったから、立地優先」といったコメントから、限られた予算の中で優先順位を明確にした選択が必要であることがわかります。
まとめ
中古マンション購入における満足度は、立地や利便性、間取りや広さ、住み心地などの要素によって大きく左右されます。本調査結果が示すように、約70%の購入者が選び直したくないと回答しており、多くの購入者が適切な物件選択をしていることがわかります。
一方で、約31%の購入者が何らかの形で選び直したいと考えていることも事実です。後悔の理由として、収納スペースの不足、立地や周辺環境への不満、設備・仕様の問題などが挙げられています。これらの多くは、事前の確認や将来の生活を見据えた判断によって避けられる可能性があります。
もう一度選ぶなら重視したい点として、間取りや広さ、価格、周辺環境が上位に挙げられています。これらの要素は、実際の生活を通じて重要性が再認識されたものであり、物件選びの際に特に注意が必要です。
これから中古マンション購入を検討される方は、この調査結果を参考に、立地や利便性を重視しつつ、現在のニーズだけでなく将来的な生活の変化も考慮した物件選びを進めることをお勧めします。また、内覧時には日当たりや騒音、収納スペースなどを入念にチェックし、ランニングコストも含めた総合的な判断を行うことで、入居後の満足度を高めることができます。中古マンションの購入は人生における大きな決断の一つですが、適切な準備と判断によって、快適な住まいを実現することは十分に可能です。