「マンションを売却したいけど、どこの仲介会社にすればよいかわからない」
「マンションを少しでも高く売るためのポイントを知りたい」
マンションの売却を考えている方のなかには、上記のようなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
マンション売却の成否は、仲介する不動産会社選びにかかっているといっても過言ではありません。
なぜなら、マンション売却が得意でない不動産会社に仲介を依頼すると、いつまで経っても手放せなかったり、相場より安く買いたたかれたりしてしまう可能性があるからです。
そこでこの記事では、下記の内容を解説します。
- 満足度が高いおすすめの不動産会社ランキング
- 実績が豊富なおすすめの不動産会社ランキング
- マンションの売却に強い不動産会社を選ぶポイント
- マンションを少しでも高く売る方法
また、取引実績の多さから大手を選びがちですが、物件の特性によっては必ずしも大手が適切とは限りません。
中小の不動産会社ならば、大手にはない特異性や小回りのきく対応が期待できます。
少しでも高く・早く売るためには、可能性を広げる意味でも大手と中小の両方に査定依頼するのがおすすめです。その理由も後ほど解説します。
この記事を読めば、マンション売却の仲介を依頼する不動産会社を選ぶ基準がわかるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.【顧客満足度が高い】マンション売却におすすめな不動産会社5選
マンションを売却するなら、やはり満足のいく売却を実現したいものです。
そのためには、顧客満足度の高い不動産会社に依頼することが、満足のいく売却につながるでしょう。
株式会社オリコンが、実際にサービスを利用した人へ聞き取り調査したうえで発表した「不動産仲介 売却 顧客満足度ランキング」という調査結果があります。
ここからは、調査結果をもとに、特にマンション売却の顧客満足度が高い上位5社を紹介します。
【満足度が高い】マンション売却に強い不動産会社ランキング | |||||
近鉄の仲介 | 住友林業ホームサービス | 大成有楽不動産販売 | 東急リバブル | 三菱地所ハウスネット | |
問い合わせ対応 | 81.8点 | 81.8点 | 80.8点 | 79.7点 | 79.7点 |
担当者の提案力 | 81.0点 | 80.2点 | 79.3点 | 78.1点 | 78.5点 |
売却サポート | 79.4点 | 78.4点 | 77.1点 | 77.1点 | 77.3点 |
売却価格 | 79.2点 | 78.1点 | 76.7点 | 76.4点 | 76.5点 |
利用のしやすさ | 80.2点 | 79.7点 | 78.0点 | 79.2点 | 77.7点 |
媒介契約の手続き | 81.9点 | 80.8点 | 80.1点 | 79.6点 | 79.7点 |
売買契約・決済の手続き | 80.8点 | 80.1点 | 79.1点 | 78.4点 | 78.6点 |
担当者の接客力 | 83.7点 | 83.5点 | 83.4点 | 81.5点 | 81.7点 |
参照:「不動産仲介 売却 顧客満足度ランキング」をもとに作成
※太字は各要素のTOP3の得点を表します
それぞれの会社を見ていきましょう。
1-1.近鉄の仲介|関西・中部圏で地域密着型の不動産会社
出典:中古マンション・一戸建て・土地の売却・購入|近鉄の仲介|近鉄不動産
「近鉄の仲介」は、関西・中部圏に52店舗を構える不動産会社です。
地域密着の不動産会社のため、地域の商慣習や相場にも精通しています。
近鉄の仲介が仲介サービスを利用した顧客に独自にアンケートを取ったところ、約94%の人が「大変満足」または「満足」と答えており、顧客満足度が高いという結果にもなっています。
口コミを見ると、「対応が誠実だった」「担当者の人柄が良かった」との声が多くありました。
近鉄の仲介がおすすめな人は、以下の通りです。
- 関西・中部圏のマンションを売りたい人
- 地域の相場や商慣習に詳しい地域密着型を好む人
近鉄の仲介についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
1-2.住友林業ホームサービス|顧客満足度第1位の不動産会社
出典:住友林業ホームサービス
「住友林業ホームサービス」は、オリコンの調査においてすべての項目で顧客満足度第1位を獲得している不動産会社です。
売買実績のランキングはそこまで高くありませんが、「担当者の提案力」と「担当者の接客力」が高く評価されているところに、顧客に寄り添う姿勢が現れています。
マンション売却にあたっては「複数の査定見積もりや売却計画を出してくれる」「希望よりも高く売却できるよう力を尽くしてくれた」などの声がありました。
また、住み替えを行う際に、買取保証が付いた「すみかえサポート」が利用できるのもポイントです。
すみかえサポートとは、一定期間買い手が見つからなかった場合に、あらかじめ決めておいた価格で住友林業ホームサービスがマンションを買い取る制度のことです。
すみかえサポートでは最低売却金額が決まっているため、住み替え先の購入資金計画が立てやすくなります。
住友林業ホームサービスがおすすめな人は、以下の通りです。
- 担当者の提案力や接客力に期待する人
- 住まいの買い替えを予定している人
住友林業ホームサービスについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
1-3.大成有楽不動産販売|首都圏のマンション売却に強い不動産会社
出典:大成有楽不動産販売
「大成有楽不動産販売」は、首都圏の不動産の売買仲介・買取に強い不動産会社です。
東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で店舗を展開しているため、首都圏のマンションを売却したい方に適しています。
マンション売却の仲介をするだけでなく、一戸建ての分譲や新築物件の販売なども手掛けています。
そのため、マンション売却から一戸建てへの住み替え・購入までワンストップで対応できるのが強みです。
査定の際には、スタッフの経験にAIによる客観性をプラスして査定してくれるため、査定の精度が高いところも評価されています。
スタッフの知識とビッグデータの解析が得意なAIが、顧客の希望に沿って最適な売却プランを提案してくれます。
大成有楽不動産販売がおすすめな人は、以下の通りです。
- 首都圏のマンションを売却したい人
- 売却から住み替えまでワンストップで完結させたい人
大成有楽不動産販売についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
1-4.東急リバブル|自分に合った売却プランを提案してくれる不動産会社
「東急リバブル」は、デジタルでの売却手段を得意とする不動産会社です。
AIチャットで買い主にアプローチするほか、CGとバーチャル技術で魅力的な部屋を演出するなどして早期の売買を可能にしています。
98%の売買仲介営業スタッフが宅建資格を保有していることも信頼できる点です。
デジタルの力を駆使しながらも、販売戦略についてはきちんと担当者が希望条件をヒアリングしたうえで、ノウハウに基づく最適な売却プランを提案してくれます。
さらに、東急リバブルが運営する不動産情報サイト「Myリバブル」は会員数数十万人を超えており、全国の買い主候補に幅広くアピールできます。
東急リバブルがおすすめな人は、以下の通りです。
- 有資格の不動産取引のプロに仲介を依頼したい人
- 自分に合った最適な売却プランを積極的に提案してほしい人
東急リバブルについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
1-5.三菱地所ハウスネット|三菱地所グループのマンション売却に強い不動産会社
出典:三菱地所の住まいリレー
「三菱地所ハウスネット」は、自宅に居ながらオンラインで担当者に売却相談できる不動産会社です。
三菱地所グループが分譲したマンションであれば、部屋番号だけで査定が依頼できます。
口コミをみると、「こまめに進捗状況を報告してくれた」「三菱地所系のマンションだったので、売却までがスムーズだった」という声があり、顧客満足度も高くなっていました。
三菱地所ハウスネットがおすすめな人は、以下の通りです。
- 進捗状況をこまめに報告してほしい人
- 三菱地所グループのマンションを売却したい人
三菱地所ハウスネットについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
2.【実績豊富で安心】マンション売却におすすめな不動産会社5選
マンション売却の仲介を頼む不動産会社を決める際、顧客満足度だけでなく「実績」も大切でしょう。
なぜなら、不動産会社の実績と力量が、よりよいマンション売却結果の成功につながっていくからです。
実績がある不動産会社であれば、これまでに蓄積されたノウハウをもとに、自分の希望に近い条件で購入してくれる買い主とマッチングさせてくれるでしょう。
この章では、住宅新報ニュースや住宅新報Webをもとに、取引件数の実績が豊富でマンション売却に強い会社を5社ピックアップしました。
実績豊富でマンション売却に強いおすすめの不動産会社は、以下の5つです。
- 三井不動産リアルティグループ
- 住友不動産販売
- 野村の仲介+
- 三井住友トラスト不動産
- みずほ不動産販売
1社ずつ見ていきましょう。
2-1.三井不動産リアルティグループ|スピーディな売却取引が得意な不動産会社
「三井不動産リアルティグループ」は、「三井のリハウス」のブランドを展開している不動産会社です。
これまでに取り扱った物件数は100万件以上と、豊富な取引実績を誇ります。
買い主候補の資産状況やニーズなども把握したうえで紹介してくれるため、少ない回数の内覧で契約が成立しやすいのも強みの1つです。
三井のリハウスのホームページは、月間800万件以上の閲覧数を誇り、電話での購入相談は月間1.1万件超と圧倒的な数を誇ります。
三井不動産リアルティグループがおすすめな人は、以下の通りです。
- より確度の高い買い主候補にアピールしたい人
- できるだけ手間なく売却を進めたい人
三井不動産リアルティグループについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
2-2.住友不動産販売|地方のマンション売却も強い不動産会社
出典:不動産売却なら|【住友不動産販売】全国に広がる直営仲介ネットワーク
「住友不動産販売」は、年間3.5万件以上の物件を扱う不動産会社です。
購入希望相談は2.7万件(2023年9月28日現在)を超えており、買手候補となる顧客が多いことから、スピーディーな売却が期待できます。
また、全国に多くの店舗数を誇っているため、地方のマンション売却にも強いです。
問い合わせから広告戦略、アフターフォローまで1人のスタッフが責任を持って担当してくれるのも、住友不動産販売ならではの魅力です。
住友不動産販売がおすすめな人は、以下の通りです。
- 地方でマンションを売却したい人
- 長く付き合える担当者とめぐり合いたい人
住友不動産販売についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
2-3.野村の仲介+|会員数の多い不動産情報サイトを利用できる不動産会社
出典:あの人に、頼んでよかった。 | 野村の仲介+(PLUS)
「野村の仲介+」は提案力がある不動産会社です。
「早く売りたい」「高く売りたい」といった今あるニーズから、顕在化していないニーズを汲み取って売却活動を提案してくれるところが評価されています。
圧倒的な情報量と訪問者数を誇る不動産情報サイト「ノムコム」が利用できるのも、野村の仲介+の大きな魅力です。
より多くの人に効率よく物件をアピールして早期売却につなげられます。
野村の仲介+がおすすめな人は、以下の通りです。
- 会員数の多い不動産情報サイトを利用したい人
- 一歩踏み込んだ提案を期待する人
野村の仲介+についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
2-4.三井住友トラスト不動産|金融関係の相談にも強い不動産会社
「三井住友トラスト不動産」は、三井住友信託銀行グループに属する不動産会社です。
三井住友トラスト不動産は信託銀行系の不動産会社であるため、マンションの売却・新しい住まいの購入だけでなく、資産の運用や住宅ローン、相続・遺言といった金融関連まで相談できるのが強みです。
また、築年数に応じた設備の老朽化の度合いなどは、しっかり調べて説明してくれるため、安心感を感じられます。
物件情報だけでなく、コミュニティの雰囲気なども把握し販売活動に活かしてくれるところもポイントの1つになるでしょう。
三井住友トラスト不動産がおすすめな人は、以下の通りです。
- 金融関係の相談にも強い会社を探している人
- 詳細なヒアリングや丁寧な対応を期待する人
三井住友トラスト不動産についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
2-5.みずほ不動産販売|みずほ銀行と連携している不動産会社
「みずほ不動産販売」は、三井住友トラスト不動産と同じく信託銀行系の不動産会社です。
みずほフィナンシャルグループ各社の営業拠点と連携した店舗が日本全国にあるため、地方のマンションでもスムーズに売却できます。
相続対策や不動産投資、資産組み換えの提案までしてくれるのも、信託銀行系の不動産会社ならではの強みでしょう。
口コミを見ると「親身に対応してくれた」「みずほ信託銀行とスムーズに連携してくれるのがありがたい」という声もあるため、安心できます。
みずほ不動産販売がおすすめな人は、以下の通りです。
- みずほ信託銀行で住宅ローンを借り入れる予定の人
- みずほ銀行を利用している人
みずほ不動産販売についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
3.マンションの売却に強い不動産会社を選ぶには?6つのチェックポイント
ここまで、おすすめの不動産会社を紹介してきましたが、最終的には自身のニーズに合わせて最適な不動産会社を選ぶことが重要です。
次の6つのポイントをチェックすれば売却成功へとさらに近づけます。
マンションの売却に強い不動産会社を選ぶ6つのチェックポイントは、以下の通りです。
- マンションの取引実績が豊富かどうか
- 口コミでの評判がよいか
- 査定価格の根拠を示してくれるかどうか
- 担当者の人柄が信頼できるかどうか
- 具体的な販売戦略があるかどうか
- レインズへの登録が早いかどうか
1つずつ順番に解説します。
3-1.マンションの取引実績が豊富かどうか
不動産会社を選ぶ際には、マンションの取引実績をチェックしましょう。
不動産会社によって、得意な物件とそうでない物件があります。
仲介を依頼する不動産会社がマンションの売買が得意であれば、スムーズに査定が進むだけでなく、高い値段で売却できる可能性が高まります。
くわえて、マンションの売買が得意な会社にはマンションを買いたい顧客から多く問い合わせが届くため、早期に買い主が見つかるでしょう。
さらにマンションの場合、一戸建てよりも査定でチェックすべき項目が多くなります。
査定でチェックすべき項目は、以下の通りです。
- 共用部分の状態
- 管理費などの滞納状況
- 管理費などの値上げの予定
- 大規模修繕計画の有無
- 建て替え計画の有無
- マンション全体の過去の修繕履歴
マンションの取引に不慣れな不動産会社に依頼すると正確な査定ができず、相場からかけ離れた査定額を提示されることがあります。
このような場合には、スムーズなマンション売却が難しくなってしまうので、マンションの取引実績が豊富な不動産会社を選ぶのが鉄則です。
3-2.口コミでの評判がよいか
不動産会社の口コミでの評判も忘れずにチェックしましょう。
不動産の売買は大きな金額が動く取引のため、トラブルなく売却を進められる不動産会社を選ぶべきです。
トラブルなく売却を進められる不動産会社は、自然とよい口コミも増えていきます。
ただし、よい口コミばかりの会社は注意が必要です。
なぜなら、サクラが口コミを書き込んでいたり、不動産会社自身が不都合な口コミを削除していたりする可能性があるからです。
不動産会社の公式サイトはもちろんですが、会社に忖度なく意見を述べている個人のブログやSNSの投稿などもチェックすると、よい口コミも悪い口コミも把握できます。
3-3.査定価格の根拠を示してくれるかどうか
マンションの査定を受けたとき、査定額の根拠を示してくれるかどうかも大事なポイントです。
以下に該当する不動産会社には、要注意です。
- 査定額の根拠を聞いてもあいまいな返答しかしない
- 納得できる理由を示さない
これらの担当者にあたってしまった場合、別の不動産会社に依頼するか担当者を変えてもらえないか交渉することをおすすめします。
信頼できる不動産会社は、査定結果を伝えるときに「どうしてこの査定額になったのか」という理由も示してくれます。
納得できない査定結果を提示されたときであっても、信頼できる担当者は根拠を示して説明してくれることから、納得した状態でマンション売却が進めることが可能です。
3-4.担当者の人柄が信頼できるかどうか
担当者が信頼できる人柄であるかどうかも、不動産会社を選ぶときのポイントです。
直感的に「信頼できない」「うさんくさい」と感じる担当者とは、取引をすべきではありません。
また、マンション売却の成否は、仲介業者の担当者とどれだけコミュニケーションが取れるかどうかにかかっています。
そのため、以下のような担当者は、避けた方が賢明でしょう。
- 理由も言わずに専属専任媒介契約や専任媒介契約を勧めてくる(囲い込み)
- 査定額の根拠を明確に示してくれない
- 不動産売買に不慣れな売主に対して専門用語をまくしたてる
基本的なことですが、困ったことや不安なことがあれば、なんでもすぐに相談できる・相談したい!と思える担当者に仲介を依頼することが大切です。
なお、不動産売却を依頼する契約は3種類あります。
「専属専任媒介契約」や「専任媒介契約」など契約内容を知りたい方は、下記記事をご覧ください。
関連:不動産を売却する際の媒介契約3種類の違いを解説|契約の注意点や解除した場合のペナルティも紹介
3-5.具体的な販売戦略があるかどうか
マンションを売却する場合、すぐに買い手が見つかることはほとんどありません。
物件によっては、1年以上買い手が見つからないこともあります。
そのため、マンション売却の仲介を依頼する不動産会社を選ぶときは、具体的な販売戦略があるかどうかを忘れずにチェックしましょう。
具体的な販売戦略があれば、それだけ自分の希望に沿った売却ができる可能性が高くなります。
ネットや折り込みチラシで闇雲に買い手を探すような会社は避けた方が無難です。
3-6.レインズへの登録が早いかどうか
レインズとは、不動産流通標準化協議会が運営する不動産情報ネットワークのことです。
不動産会社がレインズに登録することで、全国の不動産会社に物件情報を共有できます。
レインズへの登録が早いと、買い主候補に物件情報が広がりやすく、早期売却の可能性が上がります。
一方、レインズへの登録が遅いと、不動産会社が物件を囲い込もうとしているおそれがあり、物件が売却するまでに時間がかかることがあります。
囲い込みとは、売却の仲介を依頼された物件を意図的に他社に紹介せず、自社で買い主を見つけ成約させようとすることを指します。
他社に情報をシャットアウトしているため、売却できる可能性が失われてしまうのです。
そもそも、専属専任媒介契約や専任媒介契約を結んだ場合にはレインズへの登録は必須です。
不動産会社がレインズの登録を行っているかどうか、確認を行いましょう。
4.中小もおすすめ!マンション売却で中小企業もよいと言われる4つの理由
ここまで、大手の不動産会社を10社紹介しましたが、マンションによっては中小の不動産会社に依頼した方がよいこともあります。
- 地方のマンションを売却したい人
- 売却活動に力を入れてもらいたい人
- リフォームせずに売却したい人
- 売りたいマンションの魅力を独自の視点でアピールしてほしい人
ここからは、マンション売却で中小企業もよいと言われる4つの理由を紹介します。
- 地域のニーズに合わせた販売活動をしてくれる
- 取り扱う物件が少ない分、力を入れてもらいやすい
- 特色ある物件に特化している会社がある
- 独自の視点で物件の魅力をアピールするためマッチングの精度が期待できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
4-1.地域のニーズに合わせた販売活動をしてくれる
中小の不動産会社のほとんどは、地域密着の不動産会社です。
そのため、地域の商慣習や相場を熟知しています。
例えば、地方のマンションの売却仲介を都市部にだけ営業拠点がある会社に依頼すると、いつまで経っても買い手が付かないことがあります。
これは地方と都市部では購入する人のニーズが異なるため、アピールするポイントやターゲットのイメージがずれてしまっていることが多くの原因です。
地域に根付いた活動をしている不動産会社は、売却中のマンションの近隣住民からの問い合わせにも柔軟に対応できるため、より高い価格でマンションを売却できるときがあります。
大手不動産会社がアピールする地域密着と中小の不動産会社がアピールする地域密着では、質や内容が異なることがあるため、まずは両者に査定を依頼してみたうえで、比較検討してみるとよいでしょう。
4-2.取り扱う物件が厳選され力を入れてもらえる
中小の不動産会社は、大手に比べると取り扱う物件の量が少ない傾向があります。
これは、売り主にとってはメリットになるケースがあります。
なぜかというと、取り扱う物件が厳選される分、販売活動に力を入れてもらいやすくなるからです。
また、それぞれの物件に対して、細かく状態や情報を把握し、販売戦略に活かせるため、結果的に早期の売却につながります。
中小の不動産会社は物件資料や広告、ネット掲載などにも力を入れてくれることが多く、大手不動産会社にはないオリジナリティのある広告を作成してくれることも期待できます。
これまで取引があった顧客のなかから、見込みのありそうな買い手を個別に紹介できるのも、顧客のことを良く把握している規模が小さい不動産会社ならではの強みです。
4-3.特色ある物件に特化して取り扱っている会社がある
中小の不動産会社のなかには、特色ある物件に特化している会社もあります。
例えば、以下のような不動産会社を指します
- リフォームやリノベーション向きの物件だけを扱う不動産会社
- デザイナーズ物件だけを扱う不動産会社
- 古民家だけを扱う不動産会社
売りたいマンションが特色ある物件なら、中小不動産会社の方が早く買い主を見つけられるかもしれません。
特色のある物件を扱っている会社には、そういった物件を好む方からの問い合わせが多数届きます。
また、すでに買い手の顧客情報が貯まっているため、最適な販売戦略を提案してくれるでしょう。
4-4.独自の視点で物件の魅力をアピールするためマッチングの精度が期待できる
中小企業のなかには、独自の視点で物件の魅力をアピールすることに力を入れている会社があります。
実際にそこに住んでみないとわからないエリアの魅力やメリットをアピールしてくれるため、マンションの情報が最大限に伝わります。
また、小回りのきく販売活動をしてくれるため、より確度の高い買い手が見つかりやすくもなります。
5.大手と中小どちらの不動産会社に依頼するのがおすすめ?
大手と中小どちらの不動産会社がよいかは、明確には決められません。
なぜなら、それぞれの不動産会社の規模で強みが異なるからです。
例えば、大手不動産であれば、幅広い集客力が強みです。
そのため、とりあえず多くの買い主に売却予定のマンションをアピールしたい方におすすめです。
反対に、中小不動産の強みは、小回りの利く対応や地域密着力です。
大手不動産会社と異なり、限定したエリアのみに展開していることが多いため、地域に関する情報を豊富に持っています。
周辺情報や傾向に詳しいことから、周辺の物件情報をより意識した価格設定や周辺環境を踏まえたアピールができます。
大手だからといって安心するのではなく、売却予定のマンションに適した不動産会社を選ぶことが大切です。
6.担当者が鍵!マンション売却での担当者の3つの選び方
マンション売却では、担当者とのやり取りが必要になります。
そのため、不動産会社選びとともに、優秀な担当者を選ぶことも大切です。
ここからは、優秀な担当者の選び方について紹介します。
- マンション売却に関する知識量が豊富である
- 対応にスピードと丁寧さが見受けられる
- 担当者との相性がぴったりである
1つずつ順番に見ていきましょう。
6-1.マンション売却に関する知識量が豊富である
マンション売却に関する知識量が豊富な担当者の場合、判断に迷ったときに適切なアドバイスをもらえたり、買い主にマンションをアピールしてもらえたりします。
知識量が少ない担当者の場合、質問に対して答えてくれないなど、マンション売却を進めるうえで、やりにくさを感じてしまいます。
マンション売却では不動産会社の力量によって、売却のタイミングや価格などが大きく異なるので、親身に手助けしてくれるマンション売却に関する知識量が豊富な担当者を選びましょう。
ただし、知識があっても売主がわからない専門用語を多用するような担当者は避けましょう。「売り」視点のコミュニケーションは、対応力や信頼性に欠けるためです。
6-2.対応にスピードと丁寧さが見受けられる
マンション売却の場合、担当者の対応にスピードと丁寧さが求められます。
タイミングにもよりますが、連絡してから4〜5日以上の間、連絡が空くような担当者には注意が必要です。
連絡頻度にルーズな担当者の場合、内覧のチャンスを逃してしまったり、売却がずるずる後延ばしになってしまったりします。
ただ、連絡が早くても、対応が雑であれば意味はありません。
対応が雑な場合、買い主への印象も悪くなります。
そのため、スピードと丁寧さの両方を備えた担当者を選ぶことが大切です。
6-3.担当者との相性がぴったりである
マンションの売却にかかる期間は、一般的に3~6ヵ月間です。
3~6ヵ月間は、担当者とやり取りをまめにする必要があるため、相性が悪いとストレスを感じやすくなります。
そのせいで連絡頻度が遅くなってしまったり、少しのミスで揉めごとに発展してしまったりなど、さまざまな問題が起こる可能性があります。
そのため、担当者との相性は直感に頼って見極めることをおすすめします。
7.マンションの売却を不動産会社に仲介してもらう4つの強みとは
不動産会社にマンションの売却を仲介してもらう強みは、以下の4つです。
- マンションを適正価格で売却できる
- 多くの買い主候補にマンションを知ってもらえる
- 契約書などの書類作成を代行してくれる
- 買い主との条件交渉やトラブル対応を避けられる
それぞれの強みを見ていきましょう。
7-1.マンションを適正価格で売却できる
不動産会社は、最新の物件価値や市場動向を把握しているため、物件の特徴や立地を考慮しつつ、適正価格でマンションを売り出せます。
そのため、相場を安く見積もったり、高く設定しすぎて売れ残ったりするなどのリスクが下がり、個人で売却するよりも売れる可能性があるでしょう。
ただし、早く売りたい場合は、買い主からの価格交渉によって値段を下げるといった調整があることは覚えておきましょう。
7-2.多くの買い主候補にマンションを知ってもらえる
不動産会社は、広告や見学会などのさまざまな販売ネットワークを駆使するため、多くの買い主にマンションの存在を知らせてくれます。
また、マンションの物件情報を不動産ポータルサイトや自社サイトにも掲載してくれるため、買い主に見つけてもらいやすいです。
マンションの特徴や魅力をわかりやすく伝えられたり、買い主のニーズに合わせた提案ができたりするため、購入してもらえる可能性も高くなります。
不動産会社を介さず、個人で売却する場合、買い主を探す時間と手間がかかります。
少しでもスムーズに売却したい人は、不動産会社に仲介を依頼しましょう。
7-3.契約書などの書類作成を代行してくれる
マンションを売却する際、買い主と合意した内容を踏まえたうえで、「不動産売買契約書」や「重要事項説明書」などを作成しなければいけません。
しかし、不動産売買契約書は法的拘束力を持つ重要な書類であるため、作成には専門知識が必要です。
不動産会社に依頼すれば仲介手数料が発生しますが、契約書の作成や手続きのサポートをしてくれるため、売却契約時のトラブルを未然に防げます。
不動産会社によっては、書類作成代行サービスに対応している場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
7-4.買い主との条件交渉やトラブル対応を避けられる
個人でマンションの売買を行うと、買い主との交渉やトラブル発生時の対応をしなければなりません。
大きなトラブルや問題に発展すると、肉体的・精神的負担も大きくなります。
一方、不動産会社に依頼すると、売り主と買い主の間に立って、条件交渉やトラブル対応を行ってくれるため不安やリスクを抱えずに済みます。
マンション売却に知見のある専門家が対応してくれるため、スムーズに売買を進められるでしょう。
8.マンションの売却を依頼する不動産会社を厳選すべき3つの理由とは
不動産会社に仲介を依頼することで、さまざまなメリットを感じられます。
ただ、不動産会社によっては、以下のような違いがあるため、慎重に選ぶべきです。
- 不動産会社によって売却価格が異なるから
- 保有している顧客の多さで売却期間が異なるから
- マンション売却時に生じるトラブルを減らせるから
それぞれ順番に紹介します。
8-1.不動産会社によって売却価格が異なるから
マンションの売却価格は、依頼する不動産会社によって異なります。
なぜなら、マンションの売却価格は不動産市場や地域によって異なる価格設定やマーケティング戦略を持っているからです。
他にも、不動産会社の査定方法や査定基準、販売戦略によっても価格が変動します。
マンションを少しでも高く売りたい方は、複数の不動産会社から査定を受けて比較検討しましょう。
ただし、不動産会社の査定価格はあくまでも参考値です。
提示された査定価格で売却できるとは限らないため、注意しましょう。
8-2.保有している顧客の多さで売却期間が異なるから
不動産会社によって、保有している顧客数が異なっているため、売却期間に差が出ることがあります。
例えば、顧客数が多い不動産会社はネットワークが広いため、マンションのニーズにマッチした買い主候補を集めやすく、売却期間が早い可能性があります。
一方、顧客数が少ない不動産会社は情報を提供できる購入希望者が少なく、機会が限られるので、売却期間が長くなってしまいます。
顧客数の多い不動産会社は、公式サイトで顧客数や取引実績などの情報から判断できます。
マンションを早く売却したい方は、保有している顧客が多い不動産会社を選びましょう。
8-3.マンション売却時に生じるトラブルを減らせるから
優良な不動産会社にマンションの売却を任せれば、契約した買い主との交渉や売却中に発生したトラブルに対して、迅速に対応してもらえます。
不動産の売却過程では法律も関わってくるため、専門知識を持っていない売り主が対応するには時間と労力がかかります。
また、マンションの売却におけるトラブルは、買い主との間にだけ生じるわけではありません。
悪質な不動産会社を選ぶことで、違法な仲介手数料を請求されたり、手違いなどのトラブルが起こりえたりするため、不動産会社は厳選すべきです。
9.マンションを少しでも高く売却するための10つのポイントとは
マンションを少しでも高く売却するにも、ここで紹介する10つのポイントを確認しましょう。
マンションを少しでも高く売却するための9つのポイントは、以下の通りです。
- 築年数が浅いうちに売る
- 必要な書類を揃える
- 査定は訪問査定からスタートする
- できるだけさまざまな不動産会社の査定を受ける
- ニーズが高まる時期に売れるよう段取りする
- 安易な値引き避ける
- ホームステージングを実施する
- ホームインスペクションを実施する
- 最新のマンションの価格相場を調べる
- マンション売却に適している媒介形態を選ぶ
各項目について、詳しくお伝えします。
9-1.築年数が浅いうちに売る
中古のマンションは、築年数が経てば経つほど買い手が見つかりづらくなります。
そのため、マンションの売却を決めたら、早めに行動を起こしましょう。
築6~15年の物件は購入希望者も多いため無理に値下げ交渉に応じる必要はありません。
築年数が浅いほど買い主からのニーズが期待できるため、希望価格で売却できるケースが多いです。
9-2.必要な書類を揃える
事前に必要な書類を揃えておくことも、マンションを高く売却するために必要なことです。
次の書類を揃えておくことで、スムーズに査定が受けられるだけでなく、査定額が上がる可能性もあります。
- 登記簿謄本
- 購入時の売買契約書、重要事項説明書
- 分譲時のパンフレット、間取り図
- 住宅ローンの残高証明書
- 管理規約、使用細則、長期修繕計画書
- 管理費、修繕積立金、駐車場使用料に関する書類
- 固定資産税の納税通知書(課税明細書)
- リフォームを行った場合は見積もり、保証書など
必要な書類で紛失した場合、不動産会社に相談すれば取得方法を教えてくれます。
仮に、再発行可能だとしても、再発行に時間がかかる書類もあるため、早めの準備が大切です。
9-3.査定は訪問査定からスタートする
査定を依頼する際、訪問査定を依頼しましょう。
査定には、物件を現地で確認せずに築年数や床面積から査定額を算出する「机上査定」と、現地確認をしたうえで査定額を算出する「訪問査定」があります。
机上査定は、査定地を確認しないためおおよその売却価格しか算出できず、実際の売却金額と乖離している場合があります。
不動産を売却するときには正確な査定額が必要になるため、訪問査定を利用するようにしましょう。
9-4.できるだけさまざまな不動産会社の査定を受ける
マンションを売却する場合、できるだけさまざまな不動産会社の査定を受けるようにしましょう。
大手不動産会社だけでなく、中小や地域密着の不動産会社の査定も受けてみることもおすすめです。
1社1社に査定を申し込むのが面倒な場合、一括査定サイトを利用すると複数の会社に査定を申し込めます。
まずは一括査定サイトで複数の会社に査定を申し込み、机上査定で信頼できそうな内容を報告してくれた会社に絞り込み、訪問査定を依頼するとよいでしょう。
さまざまな不動産会社の査定を受けたい方、マンションの一括査定について知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。
関連:【保存版】マンション売却におすすめの不動産一括査定サイト9選を徹底比較
9-5.ニーズが高まる時期に売れるよう段取りする
マンションを売却する際、買い主のニーズが高まる時期を狙って売りましょう。
毎年3月は、4月から新生活を始める人がマンションの購入が多い時期です。
ただし、マンションの売却には一般的に3ヵ月以上かかるため、余裕をもって4〜5ヵ月前から準備を始めてください。
余裕をもって売却活動を行うには、前年の11月くらいから準備を進めるのがおすすめです。
9-6.安易な値引きを避ける
マンションを少しでも高く売りたいのであれば、安易な値引きはしないようにしましょう。
買い主は少しでも安く買いたいと値引き交渉を持ちかけてくることがあります。
しかし、適正価格で売り出しているのであれば、安易に値引き交渉に応じるのはおすすめしません。
値引き交渉を避けたいのであれば、常に複数の購入希望者をキープしておくことが重要です。
複数の購入希望者がいれば、無理に値下げ交渉に応じる必要がなくなります。
希望の金額でマンションを売却したいのであれば、「これ以上は絶対値下げしない」というボーダーラインを決めて、安易に値下げ交渉に応じないようにしましょう。
9-7.ホームステージングを実施する
少しでもマンションを高く売りたいのであれば、ホームステージングで部屋を魅力的に見せる方法もあります。
ホームステージングとは、室内におしゃれな家具や小物を配置して見た目を良くする手法のことです。
築浅の物件などの場合、ホームステージングで室内をモデルルームのように整えると、購入希望者からの印象が良くなり成約に至る確率が高まります。
ただし、ホームステージングには費用がかかるため事前に相場を確認しましょう。
9-8.最新のマンションの価格相場を調べる
マンションを少しでも高く売却したいなら、事前にマンション相場を調べることが大切です。
事前にマンション相場を調べておくことで、低い価格設定で損するリスクが減り、適正な価格での売却が可能です。
また、不動産会社の査定額が妥当かどうかも判断できる情報にもなります。
相場の調べ方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
9-9.マンション売却に適している媒介形態を選ぶ
マンション売却には、3つの媒介形態に分類されます。
それぞれの媒介形態の特徴は、以下の通りです。
専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
複数の不動産会社と契約 | 1社としか契約不可 | 1社としか契約不可 | 複数社と契約可能 |
自分で買い主を見つけた場合 | 不動産会社の仲介が必須 | 不動産会社の仲介が必須 | 不動産会社の仲介無しで販売可能 |
契約期間 | 最長3ヵ月 | 最長3ヵ月 | 指定なし |
不動産流通機構への登録義務 | 7日以内に登録の義務 | 5日以内に登録の義務 | 任意 |
売り主への販売活動報告の頻度 | 14日に1回以上の報告義務 | 7日に1回以上の報告義務 | 規定なし |
媒介形態によって、契約できる不動産会社との数や契約期間、報告の頻度などが異なります。
時間をかけずに早めにマンションを売却したい場合、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」がおすすめです。
専任の場合には競合がいないため、売却活動を熱心に行ってくれることが期待できるからです。
一方で、幅広く買い主候補を見つけたい場合には「一般媒介契約」がおすすめです。
10.マンション売却に関するよくある質問
最後にマンション売却に関するよくある質問についてお答えしていきます。
前章では紹介しきれなかった深い内容を2つ紹介するので、ぜひご覧ください。
10-1.マンション売却の流れは?
マンション売却の流れは、以下の通りです。
- マンション売却に必要な書類を揃える
- 不動産会社に査定を依頼する
- 付帯設備表・告知書を記載する
- 不動産会社と媒介契約を締結する
- 不動産会社がマンションの販売活動を開始する
- 不動産会社と売買契約を締結し、マンションを引き渡す
- 翌年に確定申告を行う
マンション売却のなかでも、忘れられやすいのが「確定申告」です。
確定申告を忘れてしまうと、ペナルティが発生してしまうので、マンションを売却した翌年に必ず行うようにしましょう。
10-2.マンション売却で儲かった人がしたことは?
せっかく、マンションを売却するなら儲かりたいと考える方が多いでしょう。
マンション売却で儲かるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
儲かるために知っておきたいポイントは、以下の通りです。
- なるべく築浅で手放す
- 立地の良さをアピールする
- 時期・タイミングを見定める
- 売却相場を事前に確認する
- 査定を複数社に依頼する
- 売り出し価格を少し高めに設定する
- 売り出し価格を定期的に見直す
- 内覧の準備・対応に注力する
これらのポイントを実践するためには、不動産会社の協力が必要不可欠です。
不動産会社選びについてよくわからない方は、前章の「3.マンションの売却に強い不動産会社を選ぶには?6つのチェックポイント」を参考に、不動産会社選びのチェックポイントを再確認しましょう。
11.まとめ
この記事では、満足度・実績別のおすすめ不動産会社と、マンション売却に強い不動産会社の選び方、マンションを少しでも高く売るポイントを紹介しました。
マンションを高くスムーズに売却したいのであれば、不動産会社選びが重要です。
本記事で紹介したマンション売却のポイントを参考にし、自分が満足のいく形で売却を成功させましょう。
早く・無駄なお金をかけずマンションを売るならsumnaraで。
【1】中古マンション売却を現状のママで高く、早期に売却できる。
【2】プロライターが物件取材して隠れた魅力を引き出すから、早く・無駄なお金をかけずに売れる。
【3】しつこい営業電話などセールスがないから、安心して売却相談ができる。
無料相談をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。