中古マンションの購入を決意したあなた。間取りやデザインを考えたり、SNSで素敵なインテリアを見て胸が弾んだり——これからの家づくりが楽しみですよね。
その一方で、こんな迷いや不安を感じていませんか?
- 何から始めればいいのか、流れが見えない
- 一度決めたら、もう後戻りできない気がする
- あとから想定外の費用が出てこないか不安
- この物件、本当に「当たり」なのか分からない
- 誰を信じて進めればいいのか迷っている
こうした不安をひとつずつ整理し、「もう迷わない」状態にするために、本記事では中古マンション購入の流れをステップごとに分かりやすく解説します。
引き渡し後に考えるべきことも解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
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中古マンション購入の全体像|まずは流れを一度で把握
| STEP | 何をする? | ここでの注意点 |
| ①予算・条件整理 | 自己資金・住宅ローンを整理する | 「借りられる額」ではなく「安心して返せる額」で考える |
| ②物件探し | 条件に合う中古マンションを探す | 立地や管理状態など“変えられない条件”を優先 |
| ③内見・チェック | 室内・共用部・周辺環境を確認する | 見た目だけで判断せず、建物全体を見る |
| ④申込み・契約 | 購入申込・重要事項説明・売買契約 | 申込み=契約ではない/条件確認を慎重に |
| ⑤ローン・引き渡し | ローン審査・決済・登記・鍵の受け取り | 契約後も審査・手続きが続く点に注意 |
人生の中でも大きな買い物となるマンション購入は、どんな流れで進むのかが、漠然としすぎていて分かりづらいですよね。
ここでは、中古マンション購入の全体像から、流れを一目で把握できるようにまとめました。
何から始めてどこで決断するのかを、まずは“なんとなく”から整理しましょう。
中古マンションの購入は、新築マンションとは進め方や注意点が大きく異なります。
すでに人が住んでいる住まいだからこそ、建物の管理状態や契約内容の確認、費用の考え方など、事前に押さえておくべきポイントがあります。
谷川まずは購入までの全体像を把握し、「どこで何を判断するのか」を整理しておきましょう。


STEP① 購入予算を決める


中古マンション購入で、最初に決めるべきなのは購入予算。
「年収の3割なら住宅ローンが組める?」「自己資金はどれくらい必要?」などの疑問から、どのように決めるべきかを迷う方も多いでしょう。
ここでは、自己資金やローンの考え方、そしてローン以外にかかる『住み続けるための費用』を、分かりやすく解説します。
自己資金とローン(予算)の考え方


中古マンションの資金計画に関するアンケートを男女118名に実施したところ、自己資金の割合で25%未満と答えたのは約36%。次いで25~35%未満と答えたのが約23%という結果でした。


自己資金の準備期間については、5年以上前から始めた回答が最も多く、余裕のある資金計画を進めている方が多いことが分かります。
計画的な準備は、返済負担軽減と同時に心の余裕も生み出すので、少しずつでも自己資金を確保できるよう、準備をしていきましょう。
上記の調査結果の詳細は、下記より詳細をご覧いただけます。





とはいえ、全ての人が頭金を十分に準備できるわけではありませんよね。
住宅ローンが組めるうちに、借りられる額を借りてしまうのも1つではないでしょうか?
貯蓄が貯まるまで購入をお預けにしてしまったら、マイホームが遠のくばかり…という方も多いと思います!



「借りられる額を借りる」
住宅ローンにおいては一般的に思える考え方ですよね。でも、その考え方は危険です。
ライフスタイルや家族構成に変化があったら?
予期せぬ出費が続いたら?
ーー気づけば住宅ローンに追われ、趣味や家族との旅行などの思い出づくりもできない…それが「借りられる額を借りる」の最大のデメリットです。
買える家より「安心して暮らせる」予算を


一般的な住宅予算は、自身の年収に対する割合から「上限いくらまでなら借りられる」という考え方で算出されます。
しかし、「年収の3割までならOK」といった考え方は、買うことがゴールで、その後の暮らしを主軸においた考え方ではありません。
同じ年収でも、ライフスタイルや家族構成によってかかるお金は異なります。趣味や旅行などの楽しみも必要ですよね。また、余力のない予算を立ててしまうと、病気や怪我など想定外のリスクに対応することができません。



そこでスムナラでは、第三者機関のファイナンシャルプランナーを間に立て「安心予算」を作成する、無料サービスを実施しています。



スムナラの安心予算の相談は「ノーセールス」なので、「相談したら契約を押し付けられそう…」という心配は一切ありません。
情報収集ベースとして、ぜひ利用してみてください。
支払いはローンだけじゃない?“住み続けるための費用”とは
『中古マンション購入=住宅ローンの支払い』をイメージしがちですが、実は支払うべきものは、住宅ローンだけではありません。
☑管理費
共用部分の清掃や点検、管理会社への委託費などに充てられる毎月の費用。マンション全体の住環境や管理状態に直結します。
☑修繕積立金
将来の大規模修繕(外壁・屋上防水・給排水管など)に備えて積み立てる費用。築年数に応じて段階的に増額されるケースもあります。
☑固定資産税・都市計画税
毎年かかる税金。評価額や立地によって金額が異なり、購入初年度は引き渡し後の清算にも注意が必要です。
☑火災保険・地震保険料
万一に備えるための保険料。加入年数や補償内容によって費用に差が出ます。
☑駐車場・駐輪場・バイク置場使用料
利用する場合に毎月発生する費用。空き状況や料金はマンションごとに異なります。
☑インターネット・CATV利用料
管理費とは別に、指定サービスの利用料がかかるケースもあります。
☑日常的な修繕・メンテナンス費
設備の不具合対応や消耗品交換など、住み始めてから発生する細かな出費。



これらの費用は、住宅ローンとは別に毎月・毎年発生する支出です。
購入前に把握しておくことで、「思ったより家計が苦しい…」という後悔を防ぐことができます。



毎月の住宅ローンに加えて、管理費や修繕積立金があるのはイメージがありましたが、税金や保険料、駐車場使用料など、細かい部分での支出も考えておかなければならないんですね。




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STEP② 希望条件に合う中古マンションを探す


「気持ち良く住みたいから、築古ではなく築浅マンションがいい」
「将来の子どもの誕生も見据えて、間取りは3LDKはほしい」
「エリアは決まっているけれど、これだけの物件数があるとなかなか絞れない」
予算が見えてきたら、つぎは中古マンション購入の本番ともいえる“物件を探す”ステップに進みます。しかし、条件を詰めすぎたり、逆に物件が多すぎて絞りきれなかったり。「思うように希望を叶える中古マンションが見つからない…」と焦ってしまうケースもあります。
ここでは、物件探しにおける“よくある困りごと”に対して、あなたを最適解に導く考え方(視点)を解説します。
条件を詰め込みすぎて希望の中古マンションが見つからない場合は?
希望条件が多くなったときは、すべてを同列に並べないことが大切です。
ポイントは、「購入後に変えられる条件」と「変えられない条件」を分けて考えること。
たとえば、立地や管理状態は後から変えられない要素です。一方で、間取りや内装はリノベーションによって変えられます。築年数も、新しさそのものよりも管理状態や修繕履歴を見ることで、選択肢が広がるケースが多くあります。



条件を整理するときは、「今すぐ叶えたいこと」と「あとから整えられること」を切り分けて考えてみましょう。
物件数が多すぎて1つに絞りきれない場合は?
候補が多すぎるときは、条件を増やすよりも、『判断の軸を絞る』ことが先決です。
このときも有効なのが、「変えられない条件」を優先する考え方。
立地や周辺環境、管理状態といった後から変えられない要素を軸に候補を整理すると、比較がシンプルになります。
間取りや内装の細かな違いは、暮らし方に合わせて調整できる前提で見ることで、迷いすぎを防げます。


STEP③ 内覧・物件チェック


気になる物件をピックアップしたら、できるだけすぐに内覧するようにしましょう。
なぜなら『良い物件』は、インターネットに公開されてもすぐに売約済になるからです。この事実は、新築マンションの価格高騰がつづく中、中古マンション市場がいかに活発に動いているかを示しています。
とはいえ、焦りは禁物です。
ここでは、良い物件を逃がさない、中古マンション購入の決断をスムーズに促すための判断の仕方を解説します。
内覧の際のチェックリスト
| 判断軸 | チェックポイント | 判断のヒント |
|---|---|---|
| 立地・周辺環境 | 駅距離/騒音/日当たり | 後から変えられない。違和感があれば見送り |
| 建物の管理状態 | 共用部の清潔感/掲示物 | 管理の良し悪し=将来の住み心地 |
| 修繕・お金の健全性 | 修繕積立金/長期修繕計画 | 安すぎや不透明は要注意 |
| 室内・間取り | 動線/暮らしが想像できるか | 間取りは調整できる前提で考える |
| 価格の納得感 | 周辺相場との比較 | 「安いから」だけで決めない |
| 冷静さを保てているか | 焦りで決めようとしていないか | 購入の理由を言語化できるかが目安 |
内覧の際には、前章【STEP② 希望条件に合う中古マンションを探す】で解説した“変えられない要素”を中心に、立地・周辺環境・管理状態や、実際に見ないと分からない『眺望』も大事な判断要素になります。
同行した仲介会社の担当者には、修繕・お金の健全性や価格、管理状態といった専門的な部分についても話を聞きましょう。




物件の良し悪しと同時に「人」の見極めも
いくら物件自体を気に入ったとしても、例えば担当者の対応に不信感があったり、説明不足でモヤモヤしたりした際には、一度立ち止まって考え直してみましょう。
事前に会社のホームページや施工実績を見ていたとしても、担当者次第では、マンション購入・家づくりが後悔につながるケースも少なくありません。
仲介会社の担当者を見極めるポイント
担当者を見極めるポイントは、上記を見ると一目瞭然です。
“仲介会社=単なる依頼先”としてではなく、将来の安心や資産を“一緒に考えてくれる=パートナー”に出会うことが、中古マンション購入を成功に導く鍵であるといっても過言ではありません。



担当者の人柄を見るのはもちろんですが、仲介会社や不動産会社を訪れて雰囲気を見てみたり、その会社で開催するオンラインセミナーなどで、会社そのものの考え方を知ることができますよね。
スムナラを運営するリノベ会社の『ゼロリノベ』では、“大人を自由にする住まい”を掲げ、未来の選択肢を広げる自由を提案しています。
不動産仲介から工事、さらにアフターフォローまでを一貫体制で行うゼロリノベの家づくりの様子をぜひ、以下の動画でご覧ください♪
STEP④ 購入申込み〜売買契約


物件が決まり、「このマンションを購入したい」と思ったら、次に進むのが購入申込みから売買契約のステップです。
この段階で多くの方が不安に感じる「申込みと契約の違い」や、お金と解約条件についての流れを整理しながら、後悔しないために押さえておきたいポイントをQ&A方式で解説します。
- 購入申込みと売買契約は何が違う?
-
購入申込みは、「この条件で購入したい」という“意思表示”です。
申込みをしたからといって、すぐに法的な契約が成立するわけではありません。一方で売買契約は、売主・買主双方が合意し、法的な拘束力が生じる正式な契約です。
この契約を結んだあとに解約する場合、条件によっては手付金を失うなどのリスクが生じます。 - 重要事項説明で必ず確認したいポイントは?
-
売買契約の前には、「重要事項説明」が行われます。
これは、物件や契約条件について、宅地建物取引士が説明する重要なプロセスです。すべてを理解しようとする必要はありませんが、次の点は必ず確認しておきましょう。
- 物件の権利関係や法的な制限
- 管理費・修繕積立金の金額と変更予定
- 契約解除に関する条件
- 告知事項(事故やトラブルの有無)

谷川

分からない点があれば、その場で質問し「納得できるまで説明してもらうこと」が大切です。
- 手付金と解約条件について教えて?
-
売買契約時には、手付金を支払うのが一般的です。
手付金は、契約成立の証として支払われるもので、金額は物件価格の一部となります。注意したいのは、解約時の扱いです。
買主都合で契約を解除する場合、原則として手付金は戻りません。一方で、売主都合で解約となった場合は、手付金が返還される、もしくは倍額が支払われるケースもあります。「どこまでならキャンセルできるのか」「ローンが通らなかった場合はどうなるのか」など、解約条件は必ず事前に確認しておきましょう。
そこに住むならbyスムナラ
中古マンションの手付金の相場は?戻ってくるのか?払えない時の対処法も解説 | そこに住むならbyスムナラ 中古マンションの手付金の相場はどのくらい?払えない時の相談先や返還の可否、契約時に役立つ基礎知識まで、不動産のプロが、現場視点でわかりやすく解説します。購入の不…



下記『不動産告知義務と心理的瑕疵(かし)について』
『中古マンションの仲介手数料の相場と計算方法』も、併せて読んでおきたい内容です。




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- 市場は「大吉・中吉・凶」の三極化
- 予算内で「中吉以上」を選ぶ方法
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STEP⑤ ローン審査・決済・引き渡し


中古マンション購入の流れも、いよいよ終盤です。ローン審査、決済、そして引き渡し。
「契約してしまえばもう安心!」と思いがちですが、実は契約後にも落とし穴があることを忘れずに。
最後のステップでは、本審査の流れ、登記・決済当日の動きを解説します。
住宅ローンの本審査
事前審査(仮審査)に通っていても、本審査で改めて書類確認が行われます。
本審査では、以下のような点がチェックされます。
- 申込者の収入や勤務状況
- 契約内容とローン条件の整合性
- 物件の担保評価
この段階では、転職や大きな借入、クレジットカードの新規契約など、審査に影響する行動は控えるるようにしましょう。
無事に本審査を通過すれば、金融機関から融資の正式承認が下ります。






決済・登記・引き渡し当日の流れ
ローンの本審査が承認されると、決済日が設定されます。
当日の主な流れは次のとおりです。
- 金融機関でローン実行
- 司法書士による登記手続き
- 鍵・関係書類の受け取りや設備の説明



必要書類や持ち物は事前に案内されるため、当日は指示に沿って手続きを進めれば問題ありません。


引き渡し後に確認しておきたいこと
鍵を受け取ったら、物件の引き渡しは完了です。
ただし、入居前に次の点を確認しておくと安心です。
- 室内設備が契約どおりか
- 設備の動作確認
- 管理組合や管理会社の連絡先
問題があれば、できるだけ早く仲介・施工会社に連絡をしましょう。
ここまで終えれば、中古マンション購入の手続きはひと通り完了です。



害虫対策や換気扇へのフィルター貼付、お風呂のパッキンへのマスキングテープ貼付など、設備が新しいうちにやっておくと、普段のお手入れや掃除がラクになりますね♪
番外編|購入後に考えるべきことは?中古マンションは「買って終わり」ではない


5つのステップを経て、ようやく新しい暮らしをスタートさせたあなた。これからの生活が楽しみですね。
しかし、中古マンションは「買って終わり」ではありません。
購入後をスタートラインとし、住まいを自分たちの暮らしに合わせて整えていきましょう。
中古マンションは、リフォームやリノベーションによって、間取りや設備を柔軟に調整できるのが大きな魅力です。
「今すぐ工事をしない場合」でも、将来的な選択肢として検討しておくと、暮らしのイメージが広がります。
そしてもう一つ重要なのが、建物全体との付き合い方です。
管理組合の活動や修繕計画に目を向けることで、住まいの価値を長く保つ意識が育まれます。



スムナラなら、中古マンション購入の後の保証やサポートも充実しています。保証についてのよくある質問はコチラからご確認ください。






まとめ|中古マンション購入は「流れを知るだけ」で迷いは減る
| STEP | 内容 | 押さえるポイント |
|---|---|---|
| STEP① | 予算・条件整理 | 自己資金・ローン・住み続ける費用 |
| STEP② | 物件探し | 立地・築年数・間取り・管理状態 |
| STEP③ | 内覧・チェック | 建物の管理状態・周辺環境 |
| STEP④ | 申込み・契約 | 申込みと契約の違い、手付金・解約条件 |
| STEP⑤ | ローン・引き渡し | 本審査・決済・登記の流れ |
中古マンション購入は、流れを理解し、一つずつ確認していけば決して難しいものではありません。
全体像を把握したうえで進めることが大切です。
迷いや不安が生じた際には、ぜひ本稿のSTEPを確認し、押さえるべきポイントを冷静に判断してくださいね。





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