中古マンションを選ぶ上で「駅から近ければOK」「利便性がいいから間違いないだろう」と思っていませんか?実は立地の良し悪しには、通勤の利便性だけでなく、騒音や坂道、買い物のしやすさ、災害リスクなど、住んでから気づく“見えにくい落とし穴”が潜んでいます。
そこで本記事では、中古マンション購入前に確認すべき「立地条件の判断基準」を、一般的な目線と、中古物件探しのプロ目線で解説します。
人生の中でも、高額とされる中古マンションの購入で後悔したくない方は必見!今だけでなく、将来も安心できる暮らしを手に入れるヒントが分かりますよ。
一般的に言われる「立地条件の良い・悪い」とは?

まずはじめに、一般的に立地の良し悪しを判断する条件はどんなものなのかを見ていきましょう。
一般的に良いとされる立地条件
まず一番に立地の良さをイメージする条件は『駅への距離』です。駅から近いと通勤や日常の移動に便利で、周辺も賑やかで活気があることが多く、買い物の際にも困りません。
つぎに挙げられるのは、医療・教育施設が近隣にあること。急病やケガの際に、すぐに適切な対応が受けられることから、医療施設が近いことは大きなメリットになるでしょう。また、学校が近ければ通学時間の短縮になり、図書館や子育て支援センターなどの周辺環境が充実していれば、日常生活においての質がさらに向上します。
そして、最後に挙げられるのは治安についてです。例えば街灯が少なかったり、繁華街が近くにあると、治安の面では不安がありますよね。
商業施設が少なく、住宅街が立ち並ぶようなファミリー層の多いエリアや、公園や教育施設が充実しているエリアであれば、一般的に見て治安がいいとされています。
一般的に悪いとされる立地条件
続いて立地が悪いとされる立地条件では、交通不便による利便性の悪さが挙げられます。
その中でも坂道が多い立地では、通勤・通学、買い物、災害発生のリスクや地盤改良の費用が増すなどのデメリットがあります。
さらに、交通量が多かったり鉄道や商業施設が近隣にあるエリアでは、立地チェックリストをつくって騒音レベルを事前に確認し、許容範囲かどうかを考えましょう。また、災害リスクに備え、不安がある場合にはハザードマップの確認や地盤調査、周辺環境シュミレーションができると安心度が高まりますよ。

通勤が便利でも後悔する?暮らしやすさは“自分の目”で見て確かめる
前述したように『駅チカ、買い物に便利』など、立地の良さは表面上で見てしまいがちです。しかし、家の後悔ポイントをふまえると、本当に良い立地とは、騒音の有無や日当たり・風通し、地域の安全性など、スペックだけでは見えない「現地に足を運んで初めて分かる生活感」であることが分かります。さらにこれらは“暮らしやすさ”だけでなく、将来的な“資産価値に直結する要素”でもあるのです。
今はインターネットやSNSで、多くの情報が溢れています。
「ここのエリアは口コミが高評価ばかりだから、住みやすいに違いない」
「近い将来、土地開発されるらしいから資産価値も上がるはず!」
このように、エリアに対する過信や思い込みの危険は住んでからの後悔につながりやすいです。例えば昼と夜の雰囲気の違いといった、実際に歩いてみてわかる発見も多くあるため、インターネットや口コミだけの情報だけに捉われないようにしましょう。


「気になる中古マンションがあるけれど、これって買っても後悔しない良い物件?」
スムナラでは、気になる物件があれば“一級建築士監修による事前のあんしん物件調査”でプロ目線でチェックを行っています。無料の購入相談フォームより、いつでも購入相談ができますので、中古マンション探しの不安や疑問は、ぜひこちらを活用してみてください。
スムナラ流・立地選びの判断基準|後悔しないための3つのポイント
「立地は変えられないもの」として諦めるのではなく“未来の選択肢を広げる視点”で選ぶのがスムナラの考え方です。ここでは、スムナラが考える“後悔しない立地選び”の判断基準を3つ紹介します。
①今の暮らし×将来の変化をセットで考える
現在の利便性だけで判断すると、将来的に暮らしづらくなる可能性があります。たとえば今は駅近が便利でも、将来は子育てや親との同居、在宅勤務や老後の通院のしやすさなど、暮らし方が変化するかもしれません。
スムナラでは、「今」だけでなく、「10年後の自分も快適に暮らせるか」を見通すことを立地選びの軸としています。
将来の暮らしやすさ=安心して選び続けられる住まいであるかが重要です。
②資産価値の観点で選ぶ
住まいは“暮らしの拠点”であると同時に“資産”でもあります。
スムナラでは「出口戦略ありき」で立地を選ぶことを推奨しています。具体的には、23区内・駅徒歩10分以内・管理状態が良好・築年数の見極めなど、売却や賃貸にも強い立地条件を基準とします。
買った後に自由度が広がる家を選ぶことで「売れない・貸せない」という将来の後悔を防ぎ、人生の選択肢を閉ざさない住まいが実現できます。
③“自分の暮らし観”に合っているかを考える
地図上のスペックや条件だけで選んだ住まいは、実際に住んでから「なんとなく合わない」と感じることもあります。
スムナラでは、「自分はどう暮らしたいのか」という暮らしの価値観を起点に、立地を選ぶことを大切にしています。
- 静かなエリアが落ち着く
- 利便性のある街が刺激になる
- 地元に根差した暮らしが安心する
このように「自分らしくいられる場所」を選ぶことが、長く愛着を持てる住まい選びにつながります。


経験者の事例に学ぶ|実際に中古マンションを購入した人の立地選びは?
今の暮らしや将来の変化・資産価値・自分の暮らし方といった複数の視点から立地を見極めた人たちは、購入後もその選択に納得し、豊かな暮らしを送っています。
ここでは、自分らしい基準で“立地選び”を成功させた事例をご紹介します。
スムナラを運営するリノベ会社の『ゼロリノベ』が手掛けた施工事例では、あなたの住まい選びにとって、参考になるヒントが見つかるはずです。
駅徒歩10分圏内の大きなワンルーム








「今の暮らし」と「将来の変化」の両方を見据えて立地を選んだ好例。
通勤に便利な駅近という現在の生活のしやすさに加え、将来的に子どもが生まれる、車を持つ、売却・賃貸するといった変化も想定し、地盤や駐車場の条件にも目を向けて購入しています。今だけでなく、将来も快適に暮らせる立地かどうかという視点で選んでいる点が特徴です。
ひとり時間が心地いい資産価値も考えた家








資産価値という「手放すときの視点」から逆算して選ばれた立地。
将来、売却や賃貸に出す可能性も踏まえて、「駅徒歩圏内」や「50㎡前後」といった流動性の高い条件に絞って選んでいます。日々の暮らしやすさと同時に、いざというときに“選ばれる立地かどうか”という市場価値を意識した判断です。
自分の暮らし観にフィットする家








「自分にとって心地よい暮らしとは何か?」を軸に選んだ立地。
通勤や買い物の便利さだけでなく、「適度に静か」「自然が近い」「地元の空気感が合う」といった、自分の暮らし観にフィットするかどうかを大切にされています。利便性の数値では測れない、感覚的な「合う・合わない」も、立地選びにおいて欠かせない判断軸であることが伝わる事例です。





スムナラでは、一級建築士と不動産投資家が監修した「本当に価値ある中古物件」だけをご紹介。建物の安心性や資産性といった “見えにくい不安” をプロの目利きで “安心” に変える、価値のある住まいを納得の価格でご提案しています。
また、以降のリノベ設計や工事は『ゼロリノベ』が全工程にわたり、専門のプロフェッショナルがワンストップでサポートしています。
まとめ|立地条件は変えられないからこそ正しい判断基準を知っておこう
立地条件は、住んでからは変えられないもの。後悔しないために、物件価格や表面上だけの好立地ではなく“暮らしやすさ”も含めて検討するのが正しい判断基準であることが分かりました。
スムナラなら「立地も含めて、将来設計にフィットする物件選び」が可能です。簡単な会員登録で、未公開情報や希望に沿った物件を“おうちナビゲーター(※)”がご案内します。
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